社会・全般
2020年3月21日(土)8:56
健康保持の市民表彰/国保協議会が初の試み
宮古地区国民健康保険協議会(会長・濱川勝市国民健康保険課長)は19日、2019年度同協議会表彰を市役所平良庁舎で行った。表彰は国民健康保険事業に対する理解と健康に対する認識を深めるために健康の保持増進に努めている被保険者を対象に行うもので、中野渡睦男さんら14人を表彰し、記念品を贈った。表彰は今回が初めて。
濱川会長は「近年の急速な高齢化や医療技術の高度化、生活習慣病患者の増加などで医療費が増加の一途をたどり財政は厳しい状況にある。増え続ける医療費を抑制するためにも市民が年に1回は特定検診を受診し、生活習慣病の早期発見や予防に心掛けていくことが大切」と述べた。
市には国民健康保険の被保険者が約1万1000人いる。
表彰の対象は▽国民健康保険に加入している▽特定検診を連続して10年以上受診し、その数値が優良▽国民健康保険税の滞納がない-。表彰式には14人のうち4人が参加した。