アカマチ、キロ2000円/宮古島漁協競り
大物2万2000円で取引
宮古島漁業協同組合(儀保正司組合長)で7日午前、競り市場が開かれ、高級魚のアカマチ(ハマダイ)がキロ単価2000円の高値で競り落とされ、重さ約11キロもある大物アカマチは2万2000円で取引された。競り市場にはアカマチなど魚介類が20種類余り、総重量460キロ以上が上場され全ての落札が成立した。
競りは午前7時半に開始された。競り人の威勢のよい掛け声とともに次々と魚介類が競り落とされた。
通常のアカマチの競り値は1500円以上を推移。この日は1匹の重さがさ9・7キロと11・3キロあるアカマチにキロ単価2000円の値が付いた。
アカマチは、県内ではアカジンミーバイ(スジアラ)とマクブ(シロクラベラ)と並ぶ三大高級魚。アカマチは消費者には刺し身や魚汁などで人気が高い。
ここ数年、多良間の漁師が競り上場に積極的に参加し、競りを盛り上げている。この日の競りではアカジンミーバイなど100キロ以上が競りに掛けられ、アカジンミーバイはキロ単価1650円で落札された。
ヒメジの仲間の大物カタカスの最高値はキロ単価900円だった。
そのほかのキロ単価は赤イカが1500円、甲イカ1350円で取引された。