11/24
2024
Sun
旧暦:10月23日 友引 辛 
社会・全般
2020年4月9日(木)8:55

店内飲食やめ弁当に/コロナで市内飲食店

増えるテークアウト導入


4月から店内での飲食を取りやめて弁当販売のみとなっている店舗=8日、市内の飲食店

4月から店内での飲食を取りやめて弁当販売のみとなっている店舗=8日、市内の飲食店

 国内でも感染拡大が進む新型コロナウイルス。緊急事態宣言が発令され、玉城デニー知事が県外からの渡航自粛を求める展開になる中、市内の飲食店にもその影響は大きくなっている。感染防止の観点から店内での飲食を取りやめ、弁当販売のみの営業や料理のテークアウトを導入する店舗が増えており、店側からは「今の状況では仕方がない」との声が聞かれている。

 最近は外食を控える傾向もあり、営業スタイルをテークアウト中心にする飲食店が増えているほか、休業したり、感染予防の観点から弁当のみの販売に切り替える店が増えている。

 地元や観光客からも人気のある市内の飲食店では、4月1日から店内での飲食は取りやめてカツ丼や野菜いため、宮古そばなど一部のメニューを弁当にして500円で販売している。

 8日も午前11時半ごろになると、多くの客が訪れて弁当を買い求めていた。

 初めて訪れたという40代の男性は「店内で食べたかったが今の時代は仕方がない。店側の判断は正しいと思うし、私は支持しますよ」と話した。

 また、常連だという40代の男性も「ここの味は大好きで、毎日食べても飽きない。新型コロナが終息して店内で食べられる日が早く訪れてほしい」と笑顔になった。

 店側は「常に客の入れ替えも多いし、換気の面もあるのでこの形にせざるを得なかった。しばらくは理解してほしい」と呼び掛けた。

 この店では、5月6日まで弁当販売のみの営業を予定している。業界を取り巻く環境は厳しさを増す中、それぞれが感染予防策を図りながらも工夫を凝らした取り組みを展開している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!