社会・全般
2020年4月9日(木)8:57
新たに5人が感染 新型コロナ/県職員、3人目確認
【那覇支社】県は8日、県内で新たに5人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。沖縄本島中南部に住む20代~50代の男女で、県関係の感染確認は合計40人となった。5人のうち感染経路が追えない「孤発例」は3人で、所管保健所が調査を進めている。
感染経路が判明しているのは2人。このうち、県職員の20代男性=中部保健所管内=は、3日に感染確定した20代県職員と同じく1日に県庁で辞令交付式に参加したほか、式後は同じ車で移動するなど濃厚接触していた。2日からは自宅待機していたという。県職員の感染は3人目。
沖縄市の30代男性(職業確認中)は、3月28日から30日に東京に出張していた。今月3日に症状が現れ、6日に指定医療機関を受診した。
感染経路が不明なのは、那覇市在住の30代女性(職業確認中)、豊見城市在住の50代女性(同)、沖縄市在住の50代男性(同)。このうち、豊見城市の女性は3月31日に症状が出たあと6日に指定医療機関を受診した。発熱や肺炎などの症状があり検体を採取。8日に陽性が確認された。