公共施設を休館、利用制限へ/市教委
コロナ感染防止策 14日から「当面の間」
市教育委員会(宮國博教育長)は、市未来創造センターなど各施設の新型コロナウイルス感染拡大防止策を11日までに決定した。期間は14日から当面の間としている。市総合体育館や市総合博物館は臨時休館となり、未来創造センターなどは利用が制限される。新型コロナの宮古での発生や拡大を防ぐため、市民生活への影響が徐々に増えている。
未来創造センター内の市立図書館と城辺図書館は、貸出と返却のみ可能。本および新聞の閲覧は禁止される。移動図書館の巡回も中止となるが、団体貸出は対応する。
総合体育館は14~20日までの期間で臨時閉鎖される。各地区の陸上競技場は通常通り開場するが、個人利用のみに限定する。市陸上競技場のトレーニング室は使用禁止を継続。休校期間中、小中高校生の利用は認めないという。
総合博物館は、14日から臨時休館となり、主催行事は延期または中止される。
中央公民館など各公民館は主催行事を延期または中止。サークル活動やイベントなどは自粛を要請するほか、多人数の集会などは許可しない。
マティダ市民劇場は、主催行事は中止となり、イベントなどの自粛を要請する。使用申請については仮受け付けを行う。
市は6日、旅行者や帰省者の来島の自粛および延期を求めている。政府は7日に7都府県に緊急事態宣言を発令している。