きょうからGW 公園遊具など閉鎖/新型コロナ対策
市「感染防止策に協力を」
ゴールデンウイーク(GW)を前日に控え、市は28日、公園などの公共施設の駐車場やトイレ、遊具を閉鎖した。5月10日までの措置。対象はパイナガマ海空すこやか公園など公園9カ所と観光施設の計20カ所。新型コロナウイルスの感染拡大の防止を目的としており、市では「不自由を掛けるが、これまでの取り組みを無駄にしないためにも、感染防止策の実施に理解と協力をお願いしたい」としている。
このうち盛加越公園では、市関係者らが遊具を使用不可にする作業に当たり、遊具に使用禁止の告知文やテープを張り付けていた。パイナガマビーチでは、駐車場の入り口にチェーンを掛け、車の往来を規制した。
盛加越公園などを管理する市都市計画課の伊計盛之課長は「新型コロナの感染拡大を防止するために、市民の皆さんの理解と協力をお願いしたい」と述べた。
27日の会見で下地敏彦市長は、GW期間中の来島を予定している観光客や帰省客に対して、自粛を求めた。また市民に対しては、手指洗いやせきエチケットと3密(密閉、密集、密接)を避けるよう呼び掛けている。
会見で下地市長は「これまでの取り組みを無駄にしないためにも、引き続き協力をお願いしたい。もう一踏ん張り。一人でも感染があったら大変だということを認識してほしい」と危機感を募らせた。
JTAドーム宮古島や海中公園、地下ダム資料館については当面の間は閉鎖される。