投票、開票所3密防止へ/県議選
感染症対策万全で実施/市選管が取り組み確認
市選挙管理員会(與那覇巖委員長)の5月定例会が1日、市役所平良庁舎で行われ、県議会議委選挙(29日告示、6月7日投開票)に向け、新型コロナウイルス感染症対策について協議。投票所、開票所における「3密」(密閉、密集、密接)防止対策などの取り組みを確認した。
定例会では、4月21日に県選挙管理員会が各市町村選管委員長に通知した同ウイルス感染症への対応について示され、委員がその内容を確認した。
通知文では、投票所等の出入り口へのアルコール消毒液の設置や事務従事者等のマスク着用など、実情に応じた必要な感染症対策を十分に行った上での実施が求められている。
期日前・当日投票所における感染症対策については、事務従事者の検温▽出入り口への対策啓発チラシの掲示▽投票までの間の選挙人(投票者)同士のソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つため「印」設置▽持参の筆記用具(鉛筆)使用可能の周知▽記載台の間隔確保▽過去選挙における時間帯ごとの混雑状況の公表-などを行う。
開票所での感染症対策については、事務従事者の検温、マスク着用や作業前後の手洗い、アルコール消毒の徹底のほか、会場の換気などが示された。
また、開票事務従事者の密接、密着防止対策として。これまでよりも開票作業を行う箇所を増やして、できる限り3密の防止を図ることも確認された。
同委員会では「期日前投票は例年、最後の3日間が混むので、3密を避けるためにもできるだけ早めの投票を行ってほしい」と呼び掛けている。
期日前投票は、市役所平良庁舎で行われ、開票は旧市中央公民館で実施を予定している。