待ちわびた入学式/各小中学校
コロナで1カ月半遅れ/マスク着用、感染防止対策徹底
臨時休業(休校)となっていた市内の小中学校で18日、約1カ半ぶりに学校が再開した。新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、4月にできなかった入学式を実施。この日を待ちわびていた新1年生たちを在校生たちが温かく迎えた。入学式は全員がマスクを着用、隣の人と間隔を開けながら感染防止の徹底に務めた。
東小(63人)
東小学校(平良吉嗣校長)の入学式では63人(男子29人、女子34人)が教諭や保護者らが見守る中、笑顔で仲間入りを果たした。
校歌が流れる中、新1年生はランドセルを背負って登場。保護者らの祝福に照れ笑いを見せていた。新入生の名前が一人一人紹介されると、元気な声で返事していた。
式辞で平良校長は「入学おめでとう。1カ月以上遅れたが、この日を迎えられたことをうれしく思う」と歓迎。新入学生には▽自分の良いところを見つけること▽学校で頑張ったことを家で報告すること▽自分ができることで友達を助けること-を呼び掛けた。
新型コロナウイルスの感染予防の観点から規模を縮小するため、在校生の出席はなし。新入生や保護者はマスクを着用し、いすも間隔を通常より空けて並べられた。