小中学校が再開/新学期スタート
新型コロナウイルス感染拡大を受け休業(休校)が続いていた市内の小中学校で18日、始業式が行われ、待ちに待った新学期がスタートした。
始業式は例年、小中学校とも全校児童生徒が出席し体育館で行われているが、今回は感染予防の観点から各学級ごとに教室で実施。校長あいさつも校内放送で行われた。
このうち、平良中学校(池城健校長)では、マスク姿の生徒たちが久々の登校と友人たちとの再会を喜んだ。
始業式のあいさつで池城校長は「私たちは安全で安心な新年度のスタートを切るために分散登校になる。新型コロナの影響でこれまで経験したことのないスタートとなったが、生徒、先生たちのあふれる笑顔で乗り切っていこう」と訴え、感染防止対策のさらなる徹底も呼び掛けた。
平良第一小学校(佐久本聡校長)では、入学式を前に午前9時から始業式が行われた。
同小学校も始業式はそれぞれの教室で行われ、校内放送で佐久本校長のあいさつや注意事項などが示された。
佐久本校長は「皆さんの明るい笑顔と元気な声が学校に戻ってくる日を心待ちにしていた。これからみんなで力を合わせて楽しい学校生活を過ごしていこう」と話した。
児童生徒には、事前に家庭での検温やマスクの着用などが求められており、登校した子供たちは教諭に検温結果を報告。教諭は子供たちがマスクやハンカチを持参しているかなどを確認していた。