期日前 2日間で1812人/有権者の出足まずまず
感染防止で入場を制限/県議選宮古島市区
5月29日に告示された任期満了に伴う第回県議会議員選挙は30日から期日前投票が始まり、入場券を手にした有権者らが手続きを済ませ、「1票」を投じていた。有権者の出足はまずまずで前回(2016年)を上回る勢いだ。30、31日の2日間で宮古島市、多良間村合わせて1812人が投票した。期日前投票は6月6日まで行われる。
今回立候補しているのは届け出順に、無所属の現職で4期目を目指す座喜味一幸氏(70)、無所属の新人で前市議の國仲昌二氏(59)、自民新人で前市建設部長の下地康教氏(60)。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、外出自粛など制限がかかっていた中での今回の選挙戦。有権者の投票行動への影響が懸念されていたが出だしの2日間は好調だ。
市役所平良庁舎に設けられた期日前投票所には投票開始の午前8時半から次々と有権者が訪れ、投票を済ませていた。新型コロナの感染防止で入場が少人数に制限されているため、庁舎ロビーには20人を超える有権者が順番待ちで列をつくる時間帯もあった。
平良から訪れたという50代の男性は「コロナの影響で混み合うのを避けようと思ってきたが、いっぱい並んでいるので驚いた。でも仕方がない。しっかり投票したい」と話した。
投票を終えた70代の女性は「早めに投票しておこうと思って日曜日に来た」と話した。
期日前投票初日の30日は宮古島市で835人、多良間村で7人、31日は宮古島市で948人、多良間村で22人が投票。2日間の合計は1812人となった。
5月28日現在の宮古島市区の有権者数は4万5516人(男性2万2876人、女性2万2640人)。内訳は宮古島市4万4694人(男性2万2429人、女性2万2265人)、多良間村822人(男性447人、女性375人)。