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社会・全般
2020年6月2日(火)8:58

10万円の振り込み開始/新型コロナ

給付金申請7割に達する


申請書の確認作業に追われている市の新型コロナウイルス対策給付支援室=1日、市役所平良第二庁舎

申請書の確認作業に追われている市の新型コロナウイルス対策給付支援室=1日、市役所平良第二庁舎

 市は1日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の特別定額給付金(国民1人当たり10万円)の振り込みを始めた。同日は約800世帯に給付した。申請受け付け件数は同日現在1万9639件と、市内対象世帯の約7割に達している。市の給付支援室が申請書の確認作業を急ピッチで進めており、不備がなければ順次給付の手続きに入る。

 申請書は26日から支援室に届き始め、同日は1162件、27日は1850件と徐々に伸び、29日には最多5601件の申請書が届いたという。その後も申請が相次ぎ、1日現在で1万9000件(いずれもオンライン申請含む)を超えた。

 給付金の振り込みは1日に開始した。今後、必要な手続きを踏まえて順次給付の作業を進めていく。

 ただ、口座確認書類など申請に必要な資料が添付されていない不備が続出している。すでに7割近くの対象世帯が申請を済ませているが、支援室では「まだの方は申請書類に不備がないようしっかり確認の上で返送してほしい」と、スムーズな給付手続きに向けて市民の理解を求めている。

 申請書類の不備のほかにも、「何日までに振り込まれるのか」といった電話も鳴りやまないという。給付金は、書類に不備がないことを前提に早ければ申請受け付けから10日前後で振り込まれる。支援室では「気持ちは分かるが、一日でも早く給付しようと作業を進めているので理解していただきたい」としている。


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