宮古関係3氏が活動意欲/県選挙管理委員会
新県議48人に当選証書
【那覇支社】県選挙管理委員会(当山尚幸委員長)は11日、7日に投開票された第13回県議会議員選挙の当選証書付与式を県庁で行った。宮古島市区選出の下地康教氏(60)、國仲昌二氏(59)、市伊良部出身で浦添市区選出の島尻忠明氏(53)ら48人が当選証書を受け取り、地元をはじめ県政発展への取り組みに決意を新たにした。
当選証書を受け、「実感が少しずつ湧いてきた」という下地氏は、「今後は、宮古振興にしっかり取り組む。若い人、子供たちが住み続けられる島づくりに頑張りたい。新型コロナで宮古経済も大きな影響を受けている。回復への予算確保と迅速な執行を心掛けていきたい」と述べた。
國仲氏は「大きな責任感を感じている。応援してくれた方々の期待に応えられるよう、一生懸命頑張ろうと決意を新たにしている。できるだけ多くの方々と意見交換をし、一緒に政策を実現させていきたい」と抱負を述べた。
島尻氏は「初めて(浦添市議会)議員になった頃のような新鮮な気持ち。浦添、古里の皆さんに感謝し、期待に応えるよう頑張っていく。経済対策が自民党の一丁目一番地。新型コロナで疲弊した経済を早めに回復させ、日常生活に戻したい」と意気込んだ。
当選証書を全員に手渡した当山委員長は、「新型コロナで活動が大幅に制限されたが、9日間の厳しい選挙戦を制し見事当選された」とたたえ、「県議会の多様な役割に対し、県民は大きな期待を寄せている。県民の代表として本県の平和と安寧、経済や福祉等の向上のため、職責を全うしてほしい」と期待を寄せた。
また、「これからの4年間、健康に留意し、一層の研さんと精進を重ね、146万県民の信頼と負託に応えるべく活躍することを祈念する」と激励した。