ゴール目指し走り抜く/ワイドーマラソン開会式
西村選手が力強く宣誓
きょう16日、全国から集まったアスリートが冬の宮古路を駆ける第21回宮古島100㌔ワイドーマラソン大会(主催・宮古島市ほか)の開会式が15日夕、上野体育館で行われた。選手宣誓では100㌔の部男子8連覇中の西村譲治選手(東京)が「それぞれのフィニッシュを目指し走り抜くことを誓います」と力強く宣言した。
100㌔の部に396人、50㌔の部に132人の計528人がエントリーしている今年の大会。同日午後2時から選手受付の行われていた同体育館で開かれた開会式には、本番を翌日に控えた出場選手と応援する家族らが多数来場した。
大会長を務める下地敏彦市長は「日ごろの練習成果を十分に発揮して、自分の気力・体力に挑戦してゴールを目指してほしい」と選手を激励。大会顧問である沖縄タイムス社の豊平良孝社長に代わって出席した同社文化事業局の真久田巧事業局次長は「宮古の豊かな自然を走りながら、交流を深めながら宮古を楽しんでほしい」とあいさつした。
出場選手を代表して西村選手が「私たちを支えてくれる人たちへの感謝の気持ちを忘れず、100㌔、50㌔それぞれのフィニッシュを目指し精いっぱい走り抜くことを誓います」と宣言した。
今回9大会連続優勝を狙うことになる西村選手は「上位を走る人は昨年と変わらず、厳しいレースになると思う。自分の持てる力を十分に発揮したい」と本番へ向け抱負を語った。
レースは100㌔がきょう16日午前5時にうえのドイツ文化村を、50㌔は同11時に狩俣中学校北約200㍍地点をスタートし、目標タイムでのゴールや制限時間(100㌔が14時間、50㌔は7時間)内での完走を目指す。
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