教育・文化
2020年7月4日(土)8:58
コロナ禍の対応求める/教育長と地区小中学校長会
教育課題解決で意見交換
教育長と地区小中学校長会役員が、市の教育課題解決に向けて協議を行う「市教育課題協議会」(会長・比嘉豊樹地区中学校校長会長)の2020年度第1回会合が2日、市役所城辺庁舎で行われた。この中で、小学校や中学校それぞれからの要望と共通の要望が示され、市教育委員会と協議した。
小中学校が共通で「学校のICT(情報通信技術)教育およびICT環境整備の充実」を要望。内容は新型コロナウイルス感染症の影響で学校が長期休業(休校)になり、オンライン学習の重要さが指摘されているほか、ギガスクール構想で学校のICT環境の変化が予想されており、今後、学校教育でのICT環境を充実させるためにも学校教育課に専門の係を作るよう求めた。
また、教室へのクーラー設置でエアコンの温度を27度に設定しているが、「子どもが多いと教室内の温度が上がり、学習環境が悪くなる」と指摘し温度設定について対応を求めた。
このほか、人事やコロナ禍の学校運営上必要な薬剤、マスク、機器などの配布などについても要望した。