島に必要な人材育成へ
研修生募集で説明会開催/内閣府事業
内閣府事業「宮古島型産業中核人材育成事業」の研修生募集説明会が25日、JTAドーム宮古島会議室で行われた。事業を実施する南西地域活性化センターや宮古島事務局のリチャージの職員、講師が事業の説明を行った。島外で活躍する講師らはリモートで出席した。応募は8月5日まで。
同事業は市の観光客急増に伴い、島の経済や暮らしに急激な変化が生じている中で、市の未来に必要な事業のプランニング、その事業を担う人材を育成するための実践的な研修事業として2019年度から行われており、今回は後継事業として開催。参加料は無料。
今年度事業は島の未来に必要なビジネスモデル事業実現化に向けて、事業構想とアクションプランの作成と研修、さらなるネットワーク構築を目指していく。
研修会は本研修とフォローアップ研修(8月17日~2021年2月初旬まで)が成果発表会を含めて全8回。ICT(情報通信技術)利活用やBCP(事業継続計画)対策などについて宮古島の視点から学ぶ特別講座が全5回予定されている。
参加要件は市在住で、平日の日中に研修や講座に参加できる人で、申し込みに当たっては推薦者からの推薦コメントが必要。また、資料を共有するためのパソコンや連絡用のアカウントが準備可能な人となっている。
最終的にプレゼンの内容や研修中の成長ポイントなど研修生の自己評価および講師・メンターによる他者評価で水準を満たした際には優良研修生として表彰し、さらに7回の本研修にすべて参加すると内閣府特命担当大臣から表彰状が贈られる。
同事業に関する問い合わせは中核人材育成事業宮古島事務局(電話79・9955)まで。