コロナ、台風の中 2学期/市内小中学校
短い夏休み終わる/オンライン始業式も
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、短かった小中学校の夏休みも終わり、市内の各学校では1日、感染予防策を徹底した上で2学期の始業式が行われた。
このうち、平良第一小学校(佐久本聡校長)は、5月に行われた始業式同様に感染予防の観点から体育館は使用せず、各教室での実施となった。
しかし、前回は校内放送での実施だったが、今回は初めてオンラインアプリを活用。各教室の電子黒板に映像を流した。
電子黒板には、あいさつをする校長や児童代表の姿が映し出され、児童たちはその映像に見入っていた。
あいさつで、佐久本校長は「台風の影響で悪天候の中での2学期スタートとなったが、今学期も新型コロナに対する感染予防対策も含め、皆さんが安全で安心して学校生活を送れるような環境を整えたい」と話した。
そのほか、児童代表の7人が夏休みの思い出と2学期に向けた抱負を発表。6年生からは、10月に予定している小学校最後の運動会に向けて意欲が示された。
一方、この日の登校時間帯は、台風9号の影響で荒れた天気となり、多くの学校で子供を送り届ける保護者の車で混雑するなど、慌ただしい新学期となった。