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社会・全般
2020年9月5日(土)8:59

食べて集めて当てよう/スタンプラリー実施へ

購買意欲高め、飲食店支援/コロナ対策で市


事業をPRする長濱副市長(右)と下地会頭(左)=4日、宮古島商工会議所

事業をPRする長濱副市長(右)と下地会頭(左)=4日、宮古島商工会議所

 市は新型コロナウイルス感染症の影響を受けている市内の飲食店などへの支援を目的に市民が気軽に参加できるスタンプラリー事業「Go!5フードラリー」を7日から実施する。同事業に先立ち4日、長濱政治副市長と委託を受け事業を実施をする宮古島商工会議所の下地義治会頭が同所で会見し、市民にPRするとともに、市内の飲食店などに参加を呼び掛けた。

 同事業はスタンプカードを用意し、スタンプラリー達成時の景品特典を設けることにより、市民の購買、消費意欲を高め、飲食業界だけでなく小売業などへの二次的経済波及効果を高めることなどが目的。予算は3500万円で、経済効果は最大で10億円を見込んでいる。

 スタンプカードに異なる五つのスタンプが押印されると景品抽選へ応募できる。景品は液晶テレビやリゾートホテル宿泊券、お肉セット、その他多数の商品が準備されており、毎月抽選会を行い、外れた際にも抽選券は持ち越しのため同事業が終了するまでチャンスがある。景品は事業参加店舗の商品券や姉妹・友好交流都市の物産品、子ども向け景品などがあり、毎月300人ほどが当選する、

 事業は9月7日から2021年2月21日まで。現在は100店舗が参加を予定しているが随時参加店舗を募集しており、最終的には300店舗以上を目指している。スタンプカードは参加の各店舗に設置される。

 長濱副市長は「市内の経済を回していくためにも、市の飲食店を網羅した形でスタンプラリーを実施する」と話した。また、下地会頭は「1店舗だけでスタンプは集まらない。市内の飲食店を楽しみながら回ってほしい。スタンプラリーを通して飲食業界やその他の業界も活性化できれば」と期待を寄せた。


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