産業・経済 社会・全般
2011年1月18日(火)9:00
規格、品質基準を確認/JA契約メロン目揃会
全国に2万3000個出荷へ
全国農協食品とJAおきなわが値決め取り引きをしている契約メロンの目揃会が17日、同JA城辺集荷場で行われた。農家らが参加し、規格や品質の統一基準を確認した。
出荷は、2月まで行われる。契約数量は、2万3000個。城辺集荷場で箱詰めにし、全農食品を経由して全国に宅配される。
今年のメロンの平均糖度は、15度。ネットもきめ細かく、高品質という。
目揃会で、JAおきなわ宮古地区営農振興センター農産部の友利修次長は「寒さ対策のため、ハウスの温度管理は徹底してほしい」と呼び掛けた。
全農食品直販事業本部の須貝隆課長は「足しげくハウスに通って、木の状態を見て、いい物を作り届けてもらいたい。今後も手と手を取り合って、皆さんと一緒に頑張っていきたい」とあいさつした。
全農食品との値決め取り引きは、20年近くになる。寒い冬場に取れる南国産の甘いメロンは、消費者から好評。農家の経営安定にも結び付いている。
今年の栽培農家数は、23戸。栽培面積は、市場出荷分も合わせて4・5㌶となっている。