社会・全般
2020年10月3日(土)8:58
何事もなく、いたずら?/学校、市役所への爆破予告
市内の小中高校と市役所の爆破予告があった2日、学校や市庁舎に被害はなかった。小中学校などは休校し、市役所各庁舎は警備体制を強化する対応を取っていた。予告時間が過ぎ、何事もないことが分かると、市関係者や各校長は胸をなで下ろしていた。
市役所平良庁舎では警備員を増員したほか、特別警戒中の告知が張り出された。職員が周囲と庁舎内を巡回する対応を取った。
下地敏彦市長は「現実には起こらないと思っていた。社会活動を混乱させるようなことはやってはいけない。市役所や学校に影響がなくて良かった」と述べた。
一方、臨時休校となった市内の各校では、すべての門を施錠するなどの警戒措置を取り、校内は静まり返っていた。
ある中学校では、職員が校内を巡回し、不審物を捜索。市教育委員会の通達に沿って、午前11時30分から午後1時30分まで校内からすべての職員が避難した。
中学校校長は「何事もなくて良かった。こういう学校、保護者、地域の人たちを巻き込む騒動は慎んでほしい」と話し、胸をなで下ろした。