環境・エコ
2011年1月19日(水)9:00
オニヒトデ4934匹駆除/美ら海連絡協
114人がボランティア活動
宮古島美ら海連絡協議会(会長・小禄貴英宮古島漁協組合長)は18日、2010年オニヒトデ駆除実績をまとめ発表した。それによると延べ114人がボランティアで潜水し、計4934匹を駆除。市水産課が支援・協力した。小禄組合長は「オニヒトデはサンゴに食害を与える。今後もサンゴ保護・育成・保全のためにも駆除作業を続けたい」と話した。
駆除は1月20日~12月20日までに12回実施。
内訳は、伊良部島サバ沖のサンゴ礁が9回、平良の高野漁港沖合のマル干瀬が2回、池間島北東が1回。駆除数内訳は、サバ沖4222匹、マル干瀬547匹、サンゴ礁165匹。
2008年2月、協議会とダイビング団体は海面利用協定を締結した。協定に基づき、ダイバーらは、協議会発行の美ら海協力券(1枚500円)を購入し、ダイビングを楽しむようになった。
収入は3漁協と協議会に配分される。協議会は収入の一部をオニヒトデ駆除の諸経費に充て、10年は34万2000円を支出した。