城間さんの壁画が完成/多良間村
地域振興拠点施設の西側
【多良間】村が2020年度新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金活用事業として実施した「多良間村観光人材育成及び観光施設ブランディング事業」で字塩川に建設された、地域振興拠点施設西側の壁画が4日、完成した。事業費は200万円で東側の壁画も描いたディアマンテスのアルベルト城間さんが手掛けた。
同事業は新型コロナウイルスの影響による来島自粛の影響で落ち込んだ観光客を再び呼び込むため、人気アーティストでもある城間さんに壁画を描いてもらうことで、ブランド力を高め、アフターコロナ期における誘客につなげることが目的。今後はワークショップとして建物の横にある花壇などに中学生とのワークショップで壁画を描いていく。
城間さんは「東側の壁と同じようなモチーフで今回は色が明るめ。伝統や大事なものは守りながら新しい何かを感じてほしい。未来の多良間が明るく感じられたらうれしい。東側と西側で過去と現在を感じさせられる。見比べてみるのも楽しいのではないか」などと話した。
今回もアシスタントとしてディアマンテスのサポートメンバーの真栄里英樹さんが同行した。