初日は45人が協力/目標830人 移動献血スタート
2020年度10月期宮古地区移動献血が12日から始まった。30日まで。初日は市役所上野庁舎前と城辺の宮古製糖で実施し、市民ら合計45人が積極的に献血に協力した。移動献血は例年5月と10月に行っているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で5月は中止となったため、今回は10月期のみ実施で、目標人数は830人としている。きょう13日は移動献血の予定はなく、14日は市消防本部などで行われる。
400㍉㍑献血は、男性が17~69歳、女性が18~69歳まで(ただし65歳以上の人は60~64歳までに献血歴があること)、体重は男女とも50㌔以上が対象となる。
県赤十字血液センター献血推進課献血二係の知花一係長は「コロナ感染防止対策として、マスク着用、検温、献血車内での飛沫(ひまつ)防止としてビニールシートの設置などを行っている。宮古地区は多数の献血が見込める地域なので、1人でも多くの方に協力をお願いしたい」と呼び掛けた。
宮古製糖で献血に協力した新城勝也さん(43)は「今回で21回目の献血。これからも、できる限り献血に協力したい」と話した。