県大会で宮古勢活躍/砂川さん2冠と宮古新
新里姉弟は大会新で優勝/小学陸上
小学陸上の第40回新報児童オリンピック大会が10、11の両日、タピック県総ひやごんスタジアムで開かれた。5年女子100メートルと同走り幅跳びで砂川うたさん(西辺)が2冠を達成し、100メートルでは14秒14の宮古新記録を樹立。6年女子800メートルでは新里百花さん(久松)が、4年男子800メートルでは新里颯一朗君(同)が姉弟そろって大会新記録で優勝に輝いた。3人は12日、それぞれが通う小学校で喜びを語った。
砂川さんは「初めて2冠を達成したのでうれしい。100メートルではフォームが良くなったとコーチに言われた。新型コロナで練習時間が短かったが、結果を出せて良かった」と振り返った。
宮古記録は4年女子100メートルと合わせて二つ目。「4年の宮古記録はタイ記録。今回は新記録なのでうれしい。13秒台と全国大会出場を目指したい」と笑顔で話した。
6年女子800メートルを制した姉の百花さんは、2分40秒61のタイムでフィニッシュ。「優勝できてうれしい。県大会は初めて出場だったが、落ち着いて走れた。前半は抑えて走り、後半に勝負をかけるレースプラン。結果はずっと先頭を走ってゴールしたので自分でもびっくりした」と笑った。
弟の颯一朗君は、4年生ながら5年800メートルの宮古記録と0・3秒差の2分29秒43で優勝。「優勝はうれしいが、目標タイムに1秒届かなかったのでちょっと残念。うれしいより、悔しい気持ちが大きい。800メートルの宮古記録更新を目標にしている」と話した。
大会は、あらゆるスポーツの基礎となる陸上競技の技能習得ならびにスポーツの底辺拡大を図り、児童の健全なる育成の一端となることを目的としている。