神戸路線が予約好調/SKY 25日から下地島就航
25日から下地島空港に就航するスカイマーク(SKY)の加藤勝也専務が14日、市役所平良庁舎を訪ね、下地敏彦市長と懇談し、「新路線を成功させたい」と話した。同社は下地島空港と羽田、神戸、那覇を結ぶ新規路線を開設するが、特に神戸線の予約が好調だという。
同社の沖縄本島と宮古圏域を結ぶ路線は約5年ぶりで、1日2往復4便を運航する。羽田、神戸線はそれぞれ1往復2便。那覇線の運航ダイヤは那覇発が午前11時10分と午後5時、下地島発は午後0時分と同3時15分となる。羽田線は羽田発が午前11時5分、下地島発は午後6時45分。神戸線は神戸発が午前10時40分、下地島発は午後2時10分。
運賃は那覇線は大人片道1万7000円、最安運賃は3200円。羽田線は片道4万400円、最安運賃は7800円。神戸線は片道3万8300円、最安運賃は5200円となる。3路線ともに運賃の幅が広く、購入時期に合ったメニューを選べば格安で乗れる。
加藤専務は懇談で下地島空港のターミナル施設を絶賛しながら、「コロナ禍での新規路線開設だが、逆に話題性はある。ぜひ成功させたい」と話した。また女子ゴルフのステップアップツアーの宮古島開催など関連事業に取り組む考えを示した。
25日の初便には羽田から下地市長、神戸からは長濱政治副市長が搭乗する予定だという。