4人に感謝状贈呈/海難事故で人命救助
市消防、海上保安部
市消防本部(来間克消防長)と宮古島海上保安部(田中健彦部長)は29日、伊良部前里添のサバウツガーでシュノーケリング中に沖合に流された女性を救助した4人の男性に感謝状を贈呈した。市消防本部と宮古島海上保安部でそれぞれ贈呈式が行われ、来間消防長と田中部長が4人に人命救助の功績をたたえ、感謝状を贈呈した。
感謝状を贈呈されたのは、友利浩之介さん(一般)、佐久川友仁さん(宮総実2年)、友利心さん(同3年)、川上真之介さん(一般)の4人。
4人は2日にサバウツガー付近で釣りをしていたところ、女性の救助を求める声を聞きつけた。
友利浩之介さんと佐久川さんが海に飛び込み救助に向かい女性を波打ち際まで引き上げた。友利心さんと川上さんは通報するとともに、急斜面で岩場の多い現場で、救急隊の案内や資機材搬送の補助を行った。
佐久川さんは「助けてという声が聞こえて溺れていたのが見えたので飛び込んだ。泳ぐのは得意なので浅瀬まで運んだ。救助した女性は意識が無かったが無事と聞いてほっとした」、友利心さんは「溺れていた人が助かって良かった。善い行いをして感謝状が頂けたのでうれしい」とそれぞれ話した。