クルージングを満喫/上野小
島内で修学旅行
上野小学校(下地操校長)の修学旅行が5、6の2日間、宮古島内で行われた。最終日の6日、児童たちはヨットでのクルージングを楽しみ、伊良部大橋の下をくぐる瞬間には大きな歓声を上げていた。
今回のクルージングは、島内での修学旅行となったことに対する、下地校長の「児童たちに船に乗船する体験をさせてあげたい」という思いに賛同した日本コロムビアの親会社であるフェイスが、所有するヨットでのクルージングを快諾したことで実現した。
クルージングに使用されたヨットは「水葵」号で30人乗り、全長15メートル、重さ35トン。6年生の児童48人はクラス別に二手に分かれ、時間をずらして平良港を出発し、伊良部大橋をくぐるなど、船での遊覧を体験した。
下地校長は「島内での修学旅行となったが、児童たちは普段の生活では感じることのできない新しい発見があったと思う」と話し、「平和講話で学んだ上野の戦跡を実際に見学するなど、学習を高めることができた」と成果を語った。
友利天君は「伊良部大橋を下から眺める体験ができて良かった。宮古での修学旅行は、島の多くのことを知ることができて勉強になった」と笑顔で話した。