野津さんを国税庁長官表彰/納税表彰式
羽地さんは国税事務所長表彰
【那覇支社】沖縄国税事務所(飯守一文所長)の2020年度財務大臣・国税庁長官・沖縄国税事務所長納税表彰式が6日、那覇市の沖縄国税総合庁舎で行われた。国税の申告と納税や租税教育などで顕著な功績があったとして、宮古地区からは野津武彦さん=野津商事会長=が国税庁長官表彰を、羽地昇子さん=みなせ代表取締役=が沖縄国税事務所長表彰を、それぞれ受賞した。
野津さんは、長年にわたり県法人会連合会の副会長や沖縄宮古法人会の会長を務めた。羽地さんは、全国間税会総連合会の常任理事をはじめ、沖縄間税会連合会の副会長や宮古島間税会の会長も務めている。
表彰を受け、野津さんは「宮古法人会の会員や事務局の皆さんの協力のおかげであり、感謝の言葉しかない。会員増強に力を入れ、会員とよくコミュニケーションを図ることを心掛けて、会を運営してきた。今後も顧問としてアドバイスしていきたい」と話した。
羽地さんは「企業の皆さんと仲良く楽しく納税の勉強をしながら頑張ってきたので、うれしい。集まりによく来てくれて女性部会も青年部会も活発に動いている。これからも、若い人たちに間税会の良さをアピールしていきたい」と語った。
20年度財務大臣表彰を受けたのは全国で50人、県内は県法人会連合会副会長・北那覇法人会長の石川正一さん=石川学園理事長=1人。国税庁長官表彰は全国で85人、県内では野津さん1人。沖縄国税事務所長表彰には、羽地さんら2人が選ばれた。
財務大臣・国税庁長官表彰は、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、東京での式典を中止して沖縄国税事務所から伝達された。
このほか、今年度は団体の活動を通じて納税道義の高揚に功績があったとして、宮古島酒販組合の新里政作副理事長が税務署長納税表彰を受彰する。