新型コロナ 6日、宮古地区の新規感染4人
八重山でも宮古在住の1人の陽性確認
県は6日、新型コロナウイルスで、県関係で39人の新規感染を確認したと発表した。宮古地区では、建築業の男性(50代)が2人、無職の女性(10代)、同じく無職の女性(50代)の合計4人について、新たな感染が発表された。また、居住地が宮古島市の男性(40代)の1人が、八重山で感染が確認された。
宮古病院に入院中の感染者数は7人。内訳は、軽症5人、無症状2人。県によると、同病院で新型コロナ患者を受け入れ可能な病床は、6日時点で19床あるという。宮古地区の宿泊施設で療養中の感染者はいない。宮古地区の感染累計は、10月以降で73人、全体で121人となった。
新たに宮古地区で感染が確認された4人のうち、女性2人と建築業男性のうち1人を合わせた計3人は、これまでの県内患者の濃厚接触者として6日に検体を採取し、検査で陽性と確認された。もう一人の建築業男性は、3日に症状が出現。5日に医療機関を受診して検体を採取し、検査で陽性と判明した。この男性についての感染経路は、保健所が確認中という。
県警戒7指標のうち、療養者数(428人)、病床占有率(76.0%)、直近1週間の新規感染者数(282人)が最も高い「感染まん延期」、直近1週間平均の新規PCR検査の陽性率(4.7%)が第3段階の「感染流行期」となっている。
人口10万人当たりの新規感染者数(直近1週間当たり)は19.84人で、沖縄は全国4位。1位は大阪府の29.11人、2位は北海道の25.20人、3位は東京都の22.65人。米軍関係は、同日は休日のため報告はなかった。