料金発生までの時間延長へ/宮古空港駐車場
市「県が見直し検討」
宮古空港の駐車場へ今年9月に新しい自動精算機が導入されたことに伴い、以前よりも料金が発生する時間が短くなっていたことについて、開会中の市議会12月定例会で大嶺弘明建設部長は「県空港課に確認したところ、駐車場料金体系の見直しを検討しているとのことなので今後、県と連携しながら駐車場料金については対応したい」と話し、料金が発生するまでの時間を現在よりも伸ばす可能性があることを示唆した。
駐車料金発生までの時間については、粟国恒広氏が「那覇空港でも30分は無料。(無料の時間を確保すれば)路上駐車も減るし、交通安全面からも必要。私たちも超党派で県に要請したい。市としても県と調整してほしい」と訴えた。
これに対して大嶺部長は「宮古空港駐車場は、県の空港有料駐車場管理規定により管理されていて、駐車場に入場する時から出る時までの時間は有料とされているが指摘の通り、入場から数分間を無料にするということで駐車場付近の混雑が緩和されることは考えられる」とし、粟国氏の訴えに理解を示した。
駐車料金発生の時間について、これまでの本紙の取材に市建設部空港課は「基本的には、以前から駐車場に入ったら有料だった」とした上で「以前の精算機は不具合があって駐車場が満車時でも入場できてしまっていた。しかし、新しい精算機は満車時には入れないので以前とは違う状況になっている」と説明していた。