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社会・全般
教職員資質向上へ協定締結
市教委 福井大大学院研究科
市教育委員会(宮國博教育長)と福井大学大学院連合教職開発研究科(柳澤昌一研究科長)は17日、連携協定を締結した。教職員が働きながら大学院で学ぶことで資質向上を目指す。相互の人的および知的資源の交流・活用を進めることで、市の教育の充実、発展に寄与していく。
教職員が大学院に通うためには2年間の休職が必要だったが、今回の締結により、所属校で働きながら大学院の単位が取得できるようになる。毎月1回は東京のサテライト校に通う必要はあるが、現在はオンラインを併用している。
市教委としては、教職員の資質向上により、児童生徒の学力向上につなげる考え。小中一貫教育体制の構築に向けて、研究の充実を図る。
宮國教育長は「市の教育の課題解決には人材育成が大変重要。今回の締結は渡りに船で視界が明るく広がった感じだ。多くの教諭や管理職らが学べるように取り組み、将来の宮古島の教育を整えたい」と期待した。
柳澤研究科長は「これからの時代の要は教育。大学院で学ぶことと学校で取り組むことが密接に連携している。これをきっかけに共同で進めていくことを楽しみにしている」と述べた。
同研究科は、福井大学大学院教育学研究科が中心となり、21世紀の学校教育を担う中核的な教員の専門的力量の開発を目的に開設されている。