社会・全般
2020年12月20日(日)8:58
「ぜひ宮古島に来て」/保育士移住ツアー12人に 下地市長
保育士限定移住体験モニターツアーの参加者らが19日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ねた。下地市長は島内の保育士不足の現状などを説明し、「ぜひ宮古島に来てほしい」と求めた。
今回のツアーは17~19日の3日間にわたって実施。島内の8保育施設を見学したほか、就職説明会も開催された。参加した保育士は東京、神奈川、大阪などからの12人となっている。
下地市長は「今は保育士が不足している。待機児童を解消するためにも保育士の皆さんに県外から来てほしい。宮古島の人たちはフレンドリーなのできっと皆さんも気に入ってもらえると思う。待っています」と訴えた。
同ツアー実行委員会の金谷福代委員長も「移住が決まったらフォローする体制も整っているのでぜひ(移住を)考えてほしい」と話した。
神奈川県から参加した女性は「宮古島が好きで何度か来ているため、参加した。移住したいと思っているが金銭面や住宅面などでまだハードルは高いが、今回のツアーは大きなきっかけになると思う」と話した。