通信制高校の特徴説明/来年4月開校で学院長ら
下地市長に
来年4月に開校する通信制高校「島の高等学院」の根間玄隆学院長らが25日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、教育方針などを説明した。下地市長は「皆さんの資金は大丈夫か。ふるさと納税の寄付金の使途には、子育て応援や人材育成などのコースがある。申請してはどうか」と進言した。
根間学院長は特徴として学習指導、スキルアップ、キャリア教育を掲げていることを説明。「高校まで宮古で育つことで郷土愛が身に付き、Uターンが促進されるような良い循環ができることを目指している」と述べた。
下地市長は「子供の教育にはとても関心がある。講師で呼ぶのであれば大いに協力したい」と述べ、キャリア教育のインターン先として、郷友会の力を借りることなどを提案した。
同学院は全国150カ所に学習センターを有する鹿島山北高校(神奈川県)と提携し、生徒の学習を支援する。カリキュラムに沿って所定の単位数を取得することで「高校卒業資格」が得られる。
今後のスケジュールとしては来年1月に学校説明会を開き、2月に生徒募集を開始。4月に開校を迎える予定となっている。