笑顔で歩いて健康増進/ぴならし3・3&ノルディックウオーキング
市民50人が心地よい汗
宮古島市健康増進課主催の「2011ぴならし3・3ウオーキング大会&ノルディックウオーキング体験会」が22日、市熱帯植物園で行われた。ウオーキングとノルディックウオーキングに約50人の市民が参加し、5㌔の大野山林森林浴コースと2・5㌔のファミリーコースに分かれて心地よい汗を流しメタボ解消と健康増進を図った。
同大会は、生活習慣病の解消、健康増進に向けウオーキングに対する意識の高まりがある中、市民に正しいウオーキングスキルを身につけるとともに市独自で作成したウオーキングマップの普及を目的に開催された。
開会式で市福祉保健部の譜久村基嗣部長が「多くの市民が参加してくれてうれしく思う。きょうは健康づくりに向けいい汗を流そう」と呼び掛けた。
激励のあいさつで長濱政治副市長は「健康でいることは自分のためだけでなく周囲の人のためにもなる。健康維持のためには日ごろの運動が大切なのできょうはしっかり頑張ってほしい」と述べた。
ウオーキングを前にノルディックウオーキングベーシックインストラクターの中野恵子さんによるストレッチ指導が行われ、参加者たちはスタートを前に体をほぐした。
また、2010年度「市ぴならし3・3大作戦」に挑戦し、9月から12月までの期間において体重4㌔減、腹囲13㌢減の目標を達成した新城初子さんに「ぴならしたで賞」が贈られた。
ノルディックウオーキングは、ポールで体の脇の地面を突きながら腕を前後に振って歩くスポーツ。通常のウオーキングに比べてエネルギー消費量が20%程度上昇し、全身運動の効果が高まるとされている。
ノルディックウオーキングに参加した市民は、ポールの使い方や姿勢に気を付けながら力強く歩き、健康づくりに励んでいた。