年末年始ごみ量56㌧減/市クリーンセンター
前期比 自己搬入量は大幅激
市クリーンセンターは13日、2020年12月28~21年1月6日までの年末年始ごみ搬入量をまとめた。総量は前期より56㌧増の659㌧。総量のうち自己搬入量は前年の104㌧より56㌧減の48㌧となった。
同センターは「昨年12月に自己搬入のごみは持ち込まないように呼び掛けた結果、自己搬入量は大幅に激減した。自己搬入量が減ったことによりごみ収集車によるごみが増え、総量を押し上げたようだ。全ごみはスムーズに処理できた」と分析している。
ごみ搬入量の内訳は、可燃ごみが569㌧(前期比54㌧増)、資源ごみ49㌧(同27㌧増)、粗大ごみ27㌧(同15㌧減)、自己搬入ご48㌧(同56㌧減)となっている。
搬入されたごみは、燃やせるごみ(衣類、毛布、布団など)や粗大ごみ(畳、テーブル、タンス、机、小型家電など)、缶・ビン類、生ごみ、廃ペットボトルなどに分別され、スムーズに処理された。
リサイクル棟に搬入された畳などは切断され、テーブルやタンスなどは破砕して処理されている。
ごみ焼却施設は、2016年4月に稼働。1日16時間の准連続運転のストーカ方式で、焼却炉は2基設置。1日当たり63㌧の処理能力がある。
同センターは「自己搬入量が少ないため、車両の混雑がなかった。市民の協力に感謝したい」とコメントしている。