宮古島キャンプスタート/横浜FC
カズら来島 空港で盛大に歓迎
サッカーJリーグ2部(J2)の横浜FCの宮古島キャンプが24日、スタートした。午前10時ごろ宮古空港に選手、スタッフらが到着すると宮古サッカー協会の関係者や花園幼稚園の園児らが「お帰りなさーい」と元気な声で出迎え昨年6月のミニキャンプ以来の来島を喜んだ。宮古島キャンプは31日まで行われ、30日にはFC琉球とのプレシーズンマッチも行われる。歓迎セレモニーでは、花園幼稚園の園児45人が元気な踊りで選手、関係者を歓迎。岸野靖之監督と選手を代表して、三浦知良選手らに歓迎の花束も贈呈された。
盛大な歓迎を受けた岸野監督は「昨年の宮古島キャンプではチームを立て直すことができた。今期は絶対に優勝してJ1昇格を成し遂げる。そのために宮古島キャンプは重要になる。皆さんの協力をお願いしたい」と意欲を述べた。
同協会の松川英世会長は「昨年6月のミニキャンプ以来、また皆さんにお会いできてうれしく思う。今年はぜひ優勝してJ1に昇格してほしい。そのために私たちもこのキャンプ成功のためにしっかりと支援するので来年以降も宮古島でキャンプをしてほしい」と呼び掛けた。
歓迎のあいさつでは、平良中サッカー部主将の砂川浩平君が「横浜FCのキャンプインを楽しみにしていた。プロの技術面、精神面を学び自分たちのサッカーに生かしたい」と述べた。
そのほか、横浜FCのマスコット「フリ丸」も登場し、宮古島市のイメージキャラクターの「みーや」との再会を喜んだ。
セレモニー終了後、午後3時から選手たちはキャンプ初練習を前福多目的運動場で行い、ランニングなどで汗を流した。
キャンプ期間中は、前福多目的運動場や前福室内運動場で毎日トレーニングを行うほか、30日のFC琉球とのプレシーズンマッチ後は両チーム合同開催のサッカースクールも行われる。