座喜味氏に当選証書付与/市長選
「市民の負託に応えたい」
17日に投開票された宮古島市長選挙で初当選を果たした座喜味一幸氏(71)に対する当選証書の付与式が19日、旧市役所平良庁舎で行われ、市選挙管理委員会の與那覇巖委員長から手渡された。
当選証書を受け取った座喜味氏は「今回選挙は、多くの市民の負託を受けて当選できた。市民に寄り添い、市民本位の政治にしっかり取り組み、公約に掲げた事項の実現に向け頑張りたい」と決意を示した。
與那覇委員長は「当選おめでとう。座喜味氏においてはこれから向こう四年間、市長として市民の福祉の向上と市民が安心して暮らせる住み良い島づくりに頑張ってほしい」と呼び掛けた。 激励のあいさつでは、長濱政治副市長が「これからは選挙期間中に訴えた公約実現のために粉骨砕身頑張って、宮古島市の振興発展に向け取り組んでほしい」と期待を寄せた。
会場には座喜味氏の関係者も訪れ、当選証書が座喜味氏に付与される光景を感慨深げに見守っていた。
座喜味氏の任期は25日から2025年1月24日まで。
座喜味 一幸氏(ざきみ・かずゆき)1949(昭和24)年12月15日生まれ。平良西仲宗根出身。琉球大学卒。72年沖縄総合事務局に入局。95年宮古土地改良区事務局長。2008年県議会議員初当選し3期務める。21年1月の市長選で初当選。