11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
社会・全般
2021年1月27日(水)8:59

PCR検査に車の列/新型コロナ

宮古病院 外来休止初日/感染拡大、深刻な状況に


外来診療が休止となった宮古病院で、PCR検査待ちの車両による長蛇の列ができた=26日、宮古病院前

外来診療が休止となった宮古病院で、PCR検査待ちの車両による長蛇の列ができた=26日、宮古病院前

 島内における新型コロナウイルス感染拡大の影響で、一般外来診療が26日から休止となった宮古病院。同日は外来患者が訪れないことから静かな1日になるかに思われたが、午前11時ごろからドライブスルー方式のPCR検査のために訪れた車両による長蛇の列が院外まで続き、感染拡大が続く宮古地区の深刻な状況を物語る風景が広がった。

 宮古地区では、年明けから新型コロナ感染者が一気に増えて、25日現在ですでに100人を超えている。

 こうした状況を受けて、病床が逼迫(ひっぱく)する宮古病院の一般外来診療は26日~2月1日まで休止となっている。

 PCR検査待ちで病院前の道路に並ぶ車両内には、マスク姿の人たちが不安げな表情で待機し、誘導員の指示に従っていた。

 検査待ちの長蛇の車列を見た40代の女性は「外来がないから駐車場は空いているのに、検査待ちで院外に伸びる車の列を見ると、医療崩壊的な感じがして怖くなった」と話した。

 宮古地区の現状について、同病院の本永英治院長は25日の会見で、院内感染のリスクが高まっていることに警鐘を鳴らし「もし、院内感染が発生すれば宮古の医療は崩壊する」と訴え、市民に対しては行動の変容を求め、行政に対してはロックダウン(都市封鎖)的な政策の必要性を訴えた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!