名称はエコマラソン/第1回宮古島大会 1250人規模目指す
実行委設立 土佐礼子選手を招待へ
宮古島市制施行5 周年を記念した第1回フルマラソン大会が10月31日、市陸上競技場を発着点とする同競技場付設公認マラソンコースで開かれる。26日、大会実行委員会が 設立。大会名称を「エコアイランド宮古島マラソン」とし6月1日から参加申込受付を開始することを決定した。フル(42・195㌔)とハーフ(21・ 0975㌔)の2種目で1250人規模を目指す。
来月1日から申込受付
アテネ五輪女 子マラソン5位、第11回世界陸上選手権大阪大会女子マラソン3位の土佐礼子さんらを招待し大会を盛り上げる。
フルマラソンの参加資格は19歳 以上、制限時間は7時間とし、第1関門(保良・折り返し地点)がスタートから3時間30分、第2関門が35㌔地点で同6時間10分となっている。
ハーフマラソンは高校生以上で、関門を設けず制限時間は3時間30分。スタートはフルが午前8時、ハーフが同9時。午後3時30分から市総合体育館中庭広 場で「ふれあいパーティー」が開かれる。
参加料は一般4000円、高校生3000円(スポーツ傷害保険料込み)で、6月1日~8月31日まで参 加申込を受け付ける。各種目の男女1~3位までを表彰する。完走者には完走証やメダルが贈られる。
実行委では、全国から一般1200人、高校生 50人の計1250人の参加を見込んでいる。
宮古島合宿を行ったことがある三井住友海上の土佐さんや、陸上の現役を引退後、市民ランナーを中心 にランニングの指導を行っている市河麻由美さんの2人を招待し、市民らと一緒に走ってもらう。
大会長は下地敏彦市長。副会長に久貝順一市体育協 会会長らをそれぞれ選出した。砂川恵助実行副委員長はあいさつで「宮古島らしさを前面に出した大会にし、観光や経済の振興につなげていこう」と各団体や組 織に協力を呼び掛けた。
市制5周年を記念し全国のランナーを迎え、エコとスポーツを融合した新しいイベントとして定着させ、観光振興と地域の活 性化に寄与することが目的。
同マラソンの新設で、別の大会の規模縮小や見直しが図られることになるが、関係者によると「東平安名崎タートルマラ ソン大会」については市民の要望が多いことから継続を予定。「宮古島100㌔ワイドーマラソン」は100㌔部門のみとし、50㌔と21㌔の2部門は見直し や廃止を含め、今後、共催者や協賛社などと協議を進める予定という。
問い合わせは同マラソン実行委員会事務局(電話73・1881)まで。