政治・行政 社会・全般
2011年1月28日(金)9:00
校舎改築工事が起工/平良中
10月にも供用開始 関係者集い安全祈願
平良中学校校舎改築工事の安全祈願祭が27日午前、同校で行われた。神事には宮古島市の長濱政治副市長ほか工事関係者が集い、工事の無事故無災害を祈願した。改築工事は10月完了を予定、同月から供用を開始する。
新校舎の総事業費は5億9000万円。建物面積1225平方㍍で鉄筋コンクリート造りの3階建て。普通教室を15室造り教育環境を充実させる。雨水をためる設備も造り、ためた水は花の栽培活動などで役立てる。
神事では関係者がくわ入れや玉串奉奠を行い、工事期間中の安全と新校舎で学ぶ生徒たちの健やかな成長を祈願した。
発注した宮古島市の長濱副市長は「新しい校舎の建設で教育環境が向上する。その新しい校舎で、生徒たちがさらに学問やスポーツに頑張ることを期待している」と話した。
野原敏之校長は「子どもたちや職員、地域の思いを取り入れた設計なので完成するのが楽しみ。これまで同様に文化、スポーツ面で活躍する生徒の育成に努めたい」と新校舎の完成に期待を込めた。