こいのぼりで元気に/熱帯植物園
自然と調和、優雅に舞う
市熱帯植物園に25日、こいのぼりが掲揚された。大小20匹のコイが、周辺の自然に溶け込みながら上空を舞っている。少し早いこいのぼりの掲揚には、「コロナに負けず、新年度も頑張ろう!」という市のメッセージが込められている。
市みどり推進課が掲揚した。場所は植物園に入ってすぐの上空で、下の広場には「コロナ うしル」(コロナはあっちにいけ)という花文字も。4月に入園や入学式、進学を控えている子どもたちに、こいのぼりと花文字のコラボで「コロナに負けず頑張ろう」という同課の思いを込めた。
掲揚初日の25日は終日天気が良く、こいのぼりは空の青と森林の緑、広場に咲く色とりどりの花々と調和して優雅に舞い、多くの来園者を喜ばせていた。
平良中学校1年の粟国嬉楽(きらく)さんは、花文字を見ようと来園したところ、こいのぼりも満喫できた。市の取り組みに「とっても良いことだと思うし、コロナで大変だけど、こいのぼりときれいな花で勇気付けられました」と話した。
市みどり推進課の根間正三郎課長は「これから入園や入学、進学する子どもたちの成長を思って早めの掲揚を決めた。コロナに負けず頑張ってほしい。応援している」と力を込めた。