「感染防止対策の徹底を」/新型コロナ
歓迎会、模合自粛訴え/まん延防止重点措置で市長
新型コロナウイルス感染の再拡大で、県が「まん延防止等重点措置」に指定されたことを受け、座喜味一幸市長は12日、市役所で会見し、「感染防止対策の徹底、島外への不要不急の往来、歓迎会や模合、ビーチパーティーなど飲食につながるイベントの自粛をお願いしたい。飲食店の利用は午後8時まで」と市民に呼び掛けた。県は沖縄本島9市を重点措置の対象地域とし、宮古島市は対象区域から外れたが、座喜味市長は「飲食店関連で感染者が連日確認されている」と、9市同様の要請を行った。要請期間は同日から5月5日まで。
飲食店等に対しては、営業時間を午後8時まで、酒類の提供は午後7時までの県要請に準じた。対象区域から宮古島への渡航者には、出発地での事前PCR検査、那覇空港でのPCR検査を求め、陰性であっても島内ではマスク着用や手指消毒など感染対策の徹底を求めた。公共施設利用は原則午後8時までとした。
同日始まった施設でのワクチン接種に関連して、4月は高齢者施設入居者等を優先し、一般の高齢者は4月27日以降に予約開始する。6月末までには高齢者の接種を終えたいとしている。それ以降、一般市民へと移行していく。