新理事長に中尾忠筰氏/宮古JC総会
節目の50年で記念式典など計画
宮古青年会議所(宮古JC)の通常総会が30日、市内のホテルで開かれた。2010年度一般会計収支決算などを全会一致で承認。1月1日付で第50代理事長に就任した中尾忠筰氏(33)は所信で「エコ・教育をキーワードに推進し、県が進めているポスト沖縄振興計画の策定に向けては、宮古島の発展につながることを提言していきたい」決意を新たにした。任期は1年。
会議所は、今年創立50周年を迎えることから、記念式典・祝賀会開催や記念誌発刊を計画している。今年のスローガンには「宮古島を想い、アララガマ精神を持って行動できる真の仲間となろう」。
開式の冒頭、中尾理事長は「『英知・勇気・情熱』で、前向きに活動を展開したい。地域への感謝の気持ちとアララガマ精神で頑張っていきたい」とあいさつ。濱元雅浩直前理事長は「今後とも宮古青年会議所が目指す街づくりに協力していきたい」と強調した。
10年度一般会計収支決算では収入734万9000円、事業活動支出780万7000円で差額はマイナス45万8000円。前期繰越収支差額178万2000円から45万8000円を差し引くと、次期繰越は132万4000円。
11年度一般会計予算は、収入1035万4000円。支出1146万1000円で、このうち50周年事業運営会議(濱元雅浩議長)に400万円を支出する予算を計上。会議は事業で▽地域に笑顔と元気を提供するために「まつりプロジェクト」を展開▽青少年健全育成のための「キッズチャンピオンシップス」を開催~などを計画している。