川満省三さんに局長表彰/土地改良事業に尽力
川満久雄さんは全土連表彰
土地改良事業に長く尽力し貢献があったとして、宮古土地改良区理事の川満省三さんが全国土地改良事業功績者表彰の個人の部で農林水産省農村振興局長表彰を受賞した。また、同じく理事の川満久雄さんが全国土地改良功労者等表彰の個人の部で全土連会長表彰を受賞した。このほど宮古土地改良区の照屋秀雄副理事長が伝達表彰を行った。
川満省三さんの農村振興局長表彰の受賞者は全国16人が対象で、県内では川満さんただ1人だった。
旧下地町の町長として1998年から現在に至るまで22年間、土地改良事業に尽力してきた。国営土地改良事業で造成された施設を管理する土地改良区理事としても長きにわたってリーダーシップを発揮していることが高く評価された。
受賞を受けて、「このような素晴らしい賞を頂き感無量だ。土地改良は宮古にとって極めて重要なことだと思っている。今後もできる限り土地改良事業に取り組み、農村の振興と地域の発展のために貢献していきたい」と決意した。
一方、全土連会長表彰を受賞した川満久雄さんも県内唯一の受賞者。省三さんと同様、22年間にわたって土地改良事業に尽力してきた。川満さんは「表彰に感謝したい。宮古では積極的に土地改良を進めてきたおかげで基盤整備が進んでいるし、世界的にも類を見ない地下ダムがある。これらは大きな財産だ。今後も豊かな農村建設のために頑張りたい」と話していた。