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社会・全般
宮古2人コロナ感染
県、病床ひっ迫を懸念
【那覇支社】県は2日、宮古島市で新たに2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県全体では、宮古の2人を含む計57人の陽性が確認された。宮古地区の療養状況は、宮古病院に入院中の中等症患者が10人と、民間病院の軽症者5人、宿泊施設療養者27人、自宅療養22人、入院調整中18人の計82人という。
新たに宮古地区で確認された感染者は、いずれも宮古島市在住の飲食業の男性(20代)と、接客業の女性(60代)の2人。20代男性は県内確定例の接触者で、60代女性は、現在宮古保健所で感染経路を調査している。
オンラインで会見した県の糸数公医療技監は、宮古地区で実施している飲食店への見回り状況について「まん延防止等重点措置では、(飲食店への)命令や過料の手続きも可能となっているので、連日、宮古島市と県の職員がチームを組んで夜に営業しているお店の確認を行っている」と述べた。
また、県全体の感染状況については、全体的な傾向は前の週より下がるという形で収まりつつあるとの認識を示した上で、「この連休で、飲食関連で感染者が出てきた場合は、連休明けの週末(8~9日)くらいからまた数字が増えてくる可能性もある」と述べ、営業時間短縮や外出自粛などの協力を呼び掛けた。
2日に県内で判明した新規感染者57人を年齢別で見ると、20代が17人で最も多く、次いで30代と40代が各7人、50代6人など。重症化率の高い70代以上の高齢者は8人(70代5人、80代2人、90代1人)だった。
県内の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は34・21人で、全国で7番目。宮古島市は公表日ベースで75・06人と依然高い水準で推移しており、全国順位で換算すると最多の大阪府(90・06人)に次いで2番目となる。
県の定める警戒レベル判断指標で最も高い第4段階「感染まん延期」となっているのは、療養者数(1141人)、病床占有率(97・0%)、直近1週間の新規感染者数(490人)の3指標。
同日、米軍からは日曜日で報告はなかった。