新児童像をお披露目/上野小
2社が寄贈、関係者で除幕
上野小学校(下地操校長)の児童像除幕式が21日、校内の児童像前で行われた。児童像を寄贈した博愛建設としんえい宮古の代表と、同校の130周年記念事業期成会、学校関係者で除幕し、地球を掲げる男女の児童像をお披露目した。除幕式には児童を代表して6年生が参加した。
寄贈者代表あいさつで、博愛建設の野原雅也専務は「今回の児童像は、この学校で学び卒業した子供たちが世界に羽ばたいていくことを願って地球を掲げさせた。これからも故郷や母校のことを忘れずに頑張ってほしい」と呼び掛けた。
同期成会の野原勝也会長は「130周年の式典も無事終了し、事業の中で車や校旗などを寄贈した。そして今回この児童像を寄贈してもらって本当にありがたい」と感謝した。
下地校長も感謝の気持ちを表しながら「こうした地域の人たちの思いを受けて、この学校で学ぶ子供たちがいつまでも故郷や母校を忘れずに愛し続けていくことを願っている」とあいさつした。
下地晴己児童会長も「卒業する前にこうして新しい銅像を見ることができてうれしい。上野小が地域の人たちに支えられていることを改めて実感した。これからも博愛の心を大切に頑張りたい」と決意を示した。 同校では、数年前の台風で、以前あった児童像が壊れて台座だけが残っていた。そうした中、同小学校創立130周年記念事業の中で「再建」の話が持ち上がり、博愛建設としんえい宮古の2社が再建、建立して今回の除幕式となった。
さらに、台座にも今回新たに「博愛の心・感謝する心、仲良くする心、思いやりの心」(左側)と右側には寄贈企業名と「先祖を尊び、故郷を愛し、母校を忘れぬ」などの文字が刻まれた。