宮高男子が団体4連覇/県高校総体卓球競技
個人単・複も制して3冠
【那覇支社】2021年度県高校総体卓球競技は25日、県立武道館で学校対抗(団体)決勝リーグを行い、宮高男子(松堂風月主将)が優勝して大会4連覇を達成した。シングルスは牧志侑武(2年)、ダブルスも兼島幸祐(3年)・牧志組が制し、3冠の活躍を見せた。
宮高は、決勝リーグ初戦で難敵の那覇を3│1で破って勢いに乗り、普天間、宜野湾に3│0で勝った。顧問の根木貴光教諭は「他校から研究される中、コロナで大会や練習試合もできずに試合勘や駆け引きなどが不安だった。優勝してくれて安心した。九州、全国に向けてレシーブから攻める意識で練習したい」と述べた。
松堂主将(3年)は「苦しい展開もあったが連覇、3冠を達成できてうれしい。個々の課題に取り組んできた成果を出せた。九州は16強を目指し、全国はベストを尽す。昨年(の大会中止で)行けなかった先輩たちの分まで頑張りたい」と述べた。
牧志は「3冠を達成できてホッとした。ラリーで強打を続ける練習の成果が少し出せた。競った場面でも落ち着いてプレーできた」と喜びを語った。
兼島は「レシーブから攻めて先手を取るよう意識した。九州、全国に向けて競った場面でも攻められるよう練習したい」と述べた。