空港でPCR検査開始/きょうから宮古、下地島
発着便の搭乗者対象
県は3日から宮古空港と下地島空港で新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べるPCR検査を開始する。発着便の搭乗者が対象で、インターネットで予約を受け付けている。両空港には検査会場となるプレハブ施設が設置され、検体採取ルームなどの準備が進められていた。
県は来県の際に出発地で事前のPCR検査を推奨している。諸事情により事前の検査を受けられずに来県した人のために、県外からの直行便が就航する離島空港に検査が受けられる体制を整えた。期間は今年9月末までを予定している。
PCR検査の料金は、県内在住者が3000円(身分証明書が必須)、県外在住者は5000円となっている。
検査時間は宮古空港が午前9時から午後8時まで。下地島空港が午前9時から午後6時まで。予約なしでも検査は可能だが、混雑を避けるため予約するよう呼び掛けている。
検査方法は検体採取キットに唾液を取り、提出するだけ。午後2時までに検査をした場合は翌日に、午後2時以降の検査では翌々日に、結果が通知される。
1日当たりの検査数は、宮古空港が約100件、下地島空港は約件を想定している。
空港でのPCR検査は那覇空港、新石垣空港でも実施される。