64歳以下の接種券発送/コロナワクチン
市対策室 7日から予約開始
市の新型コロナウイルスワクチン接種対策室(下地睦子室長)は25日午後、64歳以下の市民を対象とするワクチン接種券の発送を開始した。この日は1万1200人分、30日には1万7500人分を出す。一般接種の予約受け付けは、7月7日に始める(先行予約は同6日まで)。集団接種は同14日から実施する。
接種券が手元に届けば予約できる。ただ、個別接種の予約や接種の期日は各医療機関の対応となる。きしもと内科医院など6機関は予約センター(電話79・7829)で受け付けるが、そのほかの医療機関は直接電話や窓口予約となる。
市役所で7月14日から行われる集団接種では、同6日まで先行予約を受け付ける。対象となるのは基礎疾患がある人や高齢者、障がい者施設の入所者および従事者。これらに該当する人以外は同7日から受け付ける。いずれも予約センターで対応する。集団接種の定員は、計8400人。
宮古島市における12歳以上のワクチン接種対象者は計4万9120人。65歳以上の7割以上が1回目の接種を終えており、今後は若い世代の接種率をどこまで上げられるかが焦点だ。
ワクチン接種対策室の下地室長は、ワクチンを受けない権利を尊重するとしながらも、域内における集団免疫の獲得に向けて理解と協力を求めている。その上で「今後の課題は若い人たちがどれだけワクチンを受けてくれるかになる。市としては、一人でも多くの方に接種していただきたいと考えている」と話した。