與座(宮工2年)が全国へ/ボクシング
九州高校総体で3位
全九州県高校体育大会のボクシング競技は26日、佐賀県のSAGAサンライズパーク総合体育館で行われた。ピン級では宮古工業2年の與座力希夏(りきな)が3位に入り、全国高校総体(インターハイ)出場を決めた。與座は「うれしい。全国大会では1勝を目指したい」と抱負を述べた。
與座は1回戦で福田日翔(白石)と対戦。1ラウンドは緊張からか固さが見られたという。時間が経つにつれて固さも取れ、左右のパンチが的確に相手を捉え、4─1の判定勝ちを収めた。
與座は「打たれても前に出て積極的に戦えたことが良かった」と振り返り、「全国に向けてディフェンスを強化したい」と意気込んだ。
準決勝では金谷成留(日章学園)にTKO負けしたが、初の九州大会で3位の好成績を残した。
指導する知念健次監督は「1勝して4強入りすれば全国が決まるため、1勝が目標だった。敗れはしたが準決勝も良い試合だった。良い経験になったと思う」と話した。
インターハイには、北中卒の吉永陸人(KBC未来3年)がライト級で、平良中卒の吉永涼介(同)がライトウエルター級でそれぞれ出場が決まっている。