サガリバナ並木彩る
来月4日までライトアップ/平良添道
宮古島環境クラブ(下地邦輝会長)は25日から平良添道のサガリバナ群生地でライトアップを行っている。来月4日まで。28日夜には多くの観光客や市民が訪れて、周囲に甘い香りを振りまき、光に照らされた美しい花に見入っていた。
サガリバナは夜になって咲き始め、朝になるとその花を落とす。今が開花の時期で、毎年多くの市民や観光客が訪れて一晩しか咲かない美しくもはかないこの花に魅了されている。
同クラブがこれまで実施してきた「添道サガリバナ夜のお花見」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け昨年、今年と中止となった。
今年は、今後の「お花見」復活に向けて、雨天時の漏電対策を検証することなどを目的にライトアップを実施。ライトアップ期間中は訪れた人たちにその魅力を紹介しているという。
期間中は午後7時30分~同9時30分までライトアップされ、現場で待機する下地会長が案内し、サガリバナ開花の解説やライトアップの手法などについて紹介している
問い合わせは同クラブの下地さん(電話080・1773・1080)まで。